感動する話の詳細情報


No195
内容 アメリカの、とある地方に野球観戦の大好きな、でも、目の見えない少年がいました。少年は大リーグ屈指のスラッガーである選手にあこがれています。少年はその選手へファンレターをつづりました。「ぼくは、めがみえません。でも、毎日あなたのホームランをたのしみにしています。しゅじゅつをすれば見えるようになるのですが、こわくてたまりません。あなたのようなつよいこころがほしい。ぼくのヒーローへ。」少年のことがマスコミの目にとまり、二人の対面が実現することになりました。カメラのフラッシュの中、ヒーローと少年はこう約束します。今度の試合でホームランを放てば、少年は勇気をもって手術に臨む、と。そして、その試合、ヒーローの最後の打席。2ストライク3ボール。テレビや新聞を見た多くのファンが、スタジアムで固唾をのんで見守り、少年自身も、テレビの中継を祈る思いで聞いています。ピッチャーが投げた最後のボールは・・・、大きな空振りとともに、キャッチャーミットに突き刺さりました。全米から大きな溜め息が漏れようとした、その時、スタジアムの実況が、こう伝えました。
「ホームラン!月にまで届きそうな、大きな大きなホームランです!」
こんな状況に
こんな人に
小話分類感動する話
出典 2ch
投稿者sijisuru
発生日2013-08-02

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